迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

快晴の空を見上げながら。。。

※訃報に触れます。苦手な方は避けて下さい。



予定通り、明日に手術を控えて今病室のベッドです。

子供たちが産まれたその時からいつでもやる事考える事がほぼ絶え間なく過ごしているのが極普通になって早7年近い月日が流れている。

こうして少しの間でも、
家庭から切り離されると家のこと子供たちの事など気がかりだけど、 

逆に、
こういう機会でもないと、私のスイッチはなかなかオフにできないのだと気付く。

なんだか、
手術は怖いのだけど、
充電でもしに来た感じがする。

今日は空がすごく気持ちいい。雲一つない快晴。木々も光り輝いている。子供たちを産んだ日もこんな空だったなーと回想。

今回は2泊の入院で帰る予定で、
手術が明日。
子宮鏡手術で子宮内膜ポリープを切除してもらいます。
事前の説明で、私の子宮が後屈していると教えてもらい、おそらくこれまで言われた事がないので、双子の出産を終えた後でだんだんと体に変化があったようです。
「今回、手術で器具を挿入しますが、その挿入の進行方向突き当たりにちょうど帝王切開術の際の傷口があり、傷口だけ子宮内膜が薄く弱くなっているので少々ハイリスクなので慎重にやりますね」と医師は仰っていたので、
非常に怯えている気持ち半分。
明確にご説明下さり余計信頼できる!気持ち半分。

半年間の体調不良で自信がなくなっている。 
それに
最近立て続けに皿が割れたり物が壊れたりした直後に、昔愛した人が亡くなった知らせを受けた。
ショックで絶望している最中にもまだこれでもかと今度は夫が不注意でパパの顔のデザインのカップを落として粉々に割れた。夫にケガがなくて幸いだったけど、もう、恐ろしくて、血の気が引いた。
「もーー…
なんかあったらほんと…困るから…」
と半ベソで訴えた。
(夫には訃報はすぐに伝えてある。わりと私の事を何でも知っている。)

安全で簡単な手術でも、
こんなふうに不安定な気持ちを抱え込んで麻酔で眠ってしまうのも体にメス(ポリープを焼き切るだけだけど)が入るのもなんだかものすごく怖いわけです。

別に死ぬ前ではないんですけど、
直前に色んな思いをしたもので、
これまでの色んな事を思い返してしまう。




よし。
これで快方に向かうから
そんなに不運など続かないから


色々踏まえて前を向くか。


何より
子供たちが心配しながら寂しさ堪えて待っている。
そんなふうに思わせてくれる今日の空。

ここ数日、息子が、
ボーっとしてしまう私に気付いてはそっとしておいてくれたり、「ボーっとしてるよ?」と優しく教えてくれた。
「ごめん、ほんとだ、ボーっとしちゃった。気をつける。」と言うと、何かを察するように控えめにニコッとした。周りは巻き込まずひっそりと二人だけのやり取りである。

弱っているのは治るまでの少しの間。

次は、
不安そうな息子を、娘を、夫を、そして地元から付添のために駆けつけてくれた母を、また元気に守ってあげるぞ。
あげればきりがないほどに、
私には大切な人がたくさんいる。

ひとりの人間の旅立ちが、
普段は至らないところにまで、
私の心を、考えを、導いていきます。
静かに今も冥福を祈っています。

命の尊さにいつも以上に感謝しながら臨む手術です。
いったい何をただの子宮内膜ポリープ手術でこんなに色んな事を思っているんだか謎だな。と思うけど。今年は色んな事が詰まっているのです。不思議だ。

「苦難を乗り越え歓喜に至れ」

亡くなった彼とかつて毎日汗水流してよく働いたお店の、店名の由来です。

最後まで読んで下さりありがとうございました。