迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

気楽な仲間

今日は育児あまり関係ありません。

高校時代のバスケ部の仲間の事をふと「やっぱりイイな〜」と思った出来事を綴ります。
いつもそうだけど本当にただの日記です。

卒業から22年ぐらいになりますが…
長い付き合いの中で途中、多少の衝突もありつつ皆仲良く、毎年誰かの誕生日にはメールひとつでもお祝いしてきました、お互いに。

22年。
22回です。
日にちを間違えて祝う人はいなかった。

それがなんでか
今年に限って
手術控えていて不安な今年に限って…
先日私の誕生日を一ヶ月フライングしてグループでおめでとうLINEがきた。(゜o゜)
そして勢いよく二人目も祝ってきた。
そして3人目が止めた!
「一ヶ月早いよ!!」
その通り!!…
なのに4人目が追い打ちをかけて祝ってきた。(笑)

明るく突っ込んだけど内心
(ちょっと待ってよ…まさか私40歳になれないわけじゃないよね…)と完全に不吉な方に考えちゃってどん底

軽く突っ込んでトークは一旦終わったものの、仲間の何気ない誤送信で精神が不安定に(;_;)

数日経ってふと読み返すと、
台風被害の心配をしてくれている事に返信していなかったことに気がついた。

双子を出産する時に千葉県館山市で暮らしていたので今回知り合いは何人も大なり小なり被害があって不便が続いている人もいる。
当時、育児応援の為に一時的に館山にアパートを借りてそばにいてくれた夫の両親の事を今もいると思って心配してくれたメッセージが入っていたのを気付かずスルーしてしまっていたので、今は違う所で暮らしていて無事だという事をグループにLINEすると、誕生日誤送信の最中にはトークに入ってこなかった仲間も「よかった」と反応してきた。

そしてまた、
「ほんとアホだよね〜」
「変わらんなぁ」などトークしながら、自分たちが昔と変わらずアホだねえという事になんだかほのぼの。(笑)

すると…
「みんなボケてきてそのうちこんなの(勘違いしてトーク)が永遠に続くね!」
とか
「最近物忘れが多くて」
とか入ってきたので、同い年の仲間ってそうか!

衰えに共感、共有していけるんだ!
改めてなんだか心強いわ。と思った。

正直、学力の低い公立高校でした。
バスケも推薦でもなんでもないけどミニバスから活躍してきたちょっと知られているプレーヤーがたまたま寄せ集めで揃ったようなメンバーでした。
これだけ聞くとただの宙ぶらりん集団でしかないのですが…

輝く成績を残せていないのに、
いつまでも朗らかに前向きにみんな自分の人生を生きているんです。仲間を心の奥の方で大切に思い続けているんです。
なんでなんだろうなと不思議なくらいです。

でも多分、
優秀じゃなくてもそれなりに一生懸命やりきったんです、あの頃、バスケを、友情を、何度も失敗しては悔しくて努力して、みんなで繋がって上を目指した。傷つく仲間を見守ったり引っ張ったり色々察しながら各々行動を尽くした。
最後の大会で負けた時にみんなして号泣が止まらなかったのも覚えてるし、
自分のケガでチームに迷惑をかけたのに本当にみんながあたたかかったこともよく覚えている。
本来スタメンだったのに膝の靭帯を切って回復が間に合わず最後の一年間丸々プレーヤーに戻れずマネージャーの仕事とリハビリに徹した私の事を責める人がいないどころか…
監督と仲間たちの厚意で、膝に大きな装具をまとって機械みたいにカシャカシャ歩く私に、その最後の大会、選手としてユニフォームを与えてくれました。
監督はその時
「誰がお前のことマネージャーにするって言ったんだよ。プレーヤーだよ。」とニッコリ。
相手チームにしたら本当に正直迷惑なんですけど、数分試合に出してくれて全力で6か7点取った記憶があります。(スリーボイントシュートが得意でした。)

青春を一緒に熱く駆け抜けた仲間と、
20年ちょっと過ぎてきたら、
「ボケてきたけどいつまでもよろしくね!」
と言い合っている。。。

もう時は戻らない。
衰えたくないけど人間それは無理。

ただ、
(本当に人に恵まれてきたなぁ)
と心底思う。

ちょっとおバカなエピソードだけど育児と通じる部分は「友達も進路も、行き当たりバッタリでよく調べるでもなく自分で自由に決めたゆえに世の中の高い目標をあまり知らない人生だけど…自分で一生懸命行動して経験してきたものはその道のり自体が財産だし、まっすぐ向き合いさらけ出しあってきた友達は一生の友達」と自分は言い切れるので、思春期の私の選択をできるだけ尊重してニコニコ見守った母親を見習って、我が子も傷ついても傷つけても自分でなんとかしようとする力を見守り育ててあげたい。

長い日記をお読み下さりありがとうございます!