迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

別れの季節

あっという間にもうすぐ3月。

子供たちの保育園の卒園準備や小学校入学の準備…初めての確定申告(住宅ローン控除)に…
パート先の大学生メンバーが卒業就職でもうすぐお別れだ。

約4年勤めた女の子が一気に3人辞めます。
いずれもベテランで、とっても素敵な女の子。

個人的にもよく色んな話で盛り上がったり業務上相談し合うことも多かったので、何か感謝とお祝いの気持ちを伝えたくて、
先日仲のいい主婦メンバーと協力して、我が家でおでんを囲んで飲み会をしました。
大学生メンバー4人と、主婦さんと、私ら母子で計8人。

彼女たちと同期で、大学転部の為、卒業までもう一年となった男の子。
とてもとても寂しくて仕方ないようです。
22歳…。
忙しくも楽しい最後の学生生活の中で、必死に駆け回っては時に怒られ、泣いたり笑ったりしながら成長できたバイト。
かけがえのない時間を共有した仲間です。

おおげさだけど、
真剣に取り組んできたらそうなります。

チャラチャラふわふわしていたら、
ここまで言うとおおげさ。

でも、
部活やバイトがかけがえのないものだった経験があるので見ていると本当に素敵な仲間なんだとわかるんです。その子達が。

飲みながら

「きっと、これからも、ずっと関係が続くね。」
「辛いときや忙しい時にはいつの間にか1年、2年…と会わない時期も来るかもしれないけど、でも切れないと思う。変わらないと思う。」
「新しい道へ踏み出して色々とあるだろうけど大丈夫。かけがえのない仲間がいるって本当に素敵!」

など、
とにかく激励した。
それは、旅立つタイミングがズレてしまった同期の男の子にも。

私の22歳もバイトの思い出がぎっしりだったから。
それに今も遠く離れても関係が続いているから。
特にさんざん迷惑かけながら成長させてもらった「上海月」という居酒屋での出会い、出来事は、一生の宝物になったから。

最初はみんな知らないのに
その中でかけがえのない人ができ

最初は何もできないのが普通だけど
黙っていてすんなり覚えられるわけもなく
仕事は辛い思いしながらできるようになっていくものだから、初めの一歩の頃の姿は恥じゃない。


心の繋がりを確信しながら、別々の道へ進むために別れてゆく。
そんな時には笑顔でいたいけど、やっぱり涙が出てしまう。


うちの娘は感受性が豊かで、
特に涙腺は弱い。
別れに弱い。

数年前に私の父が亡くなり札幌で葬儀に参列した後も、
「母ちゃんはおばあちゃんにならないよね…?え…?おばあちゃんになっちゃうの?…おばあちゃんになったら死んじゃうの?…」
と言って泣いていた。

当時は3歳になったばかりです。
そんなことが理解できるのかとビックリしました。
幼い子供に「死」について真正面から聞かれるとは。

しかし、
出会いがあれば別れがあることは事実。

限られた時間で何ができるか

だと私は考えているから、娘がまた何か深ーい重ーい事をお話してきたら感傷に浸ることも時には必要だけど、前向きに乗り越えていける人になってほしいから、考えながら相手をしようと思っています。

あと一ヶ月すればまもなく卒園式ですが、「年間予定表」の中に「お別れ遠足」の文字を見つけただけで

「みんなのこと大好きだからお別れしたくなーい…」と泣いていた秋頃…。

あの頃よりは自分が「入学」という新たなステップ、出会いを、控えている自覚があるようで、メソメソはしません。
しかし、
卒園式にはきっと大声で号泣すると思います。

母親の仕事仲間と一緒におでんを囲み、YouTube見ながらカラオケしたり、和やかな会話や雰囲気の中にいた我が子。

さびしいけれどおめでとうなの。

おめでとうと盛り上がれる仲間が目の前にいる。
そうなれたのは、そうなれるような日々を過ごしてきたから。

お別れがさびしくて泣いちゃいそうだけど
これは永遠のバイバイとは違うから傷つかなくていい事。

なんとなく

色んな色んなこと

頭だけじゃなく、心でも肌でも感じとって吸収していく。

「この子たちにも必ず素敵な出会いが待っている」
と思う。 

私の人生と子供それぞれの人生は別だから、
私にとっては思いもよらないような悩みや決断を見守ってゆくんだろうなぁ…。

この春は、
なんだか今までになくドキドキします。
我が子の環境が激変すると共に私の環境も変わる。

別れの季節は忙しいですね…。

♪お読み下さりありがとうございました♪