小2双子に『くく表』を与えてみました。(100均)
イマイチ2ケタ−2ケタの計算が苦手だから、新たな課題を与えるのもどうかと思っていたフシがあるのですが、
いや、待てよ、苦手なことに詰まっているから面白そうなことで脳みそ動かしてみよう!と、むしろ、あえて、与えてみました。
宿題の音読は、国語の教科書ではなく、くく表を2回ずつ読んでもらい、読み終えたら、私が見本で一回読み上げて各々自信がなかったイントネーションを確認してもらいました。
ひと通り読める事にすでにドヤ顔のふたり。(笑)
よし。ノッてきた。
すかさず噛み砕いて、飲み込ませる。
『一つの箱におまんじゅうが9個入っててさぁ、(絵を描く)、
そのまんじゅう9個入りの箱が8箱ね、(絵を描く)。
これ、9が8この計算で、おまんじゅうが全部で何個あるか、すぐ答え出るのさ。
くく表見て。くは?』
と、振ると、我先にと二人一斉に大声で『72!!』
よしよし、いいよ!
『じゃぁ、考え方をひっくり返すよ。』
(?!)
子供たちは『は?』っていう顔をしている。
『8箱あって、中身が全部9個入りだから、箱の数に9をかける。8箱かける9個。はっく?』
と、振ると、『72!!』
『正解。そうか。中身の数かける箱の数で計算しても、箱の数かける中身の数で計算しても、そりゃ全部の数は一緒なんだねえ。かけ算、らくだね。72個もまんじゅう一個一個数えたら疲れちゃうし、9+9+9+…って8箱分足すのもややこしいからね。こういうときはかけ算がいいわ。』
『!!』(二人とも気づきのナイスリアクションをしている)
『じゃあ試しにさ、にく?』
と、振ると、『18!!』
『うん。じゃあ、くに?』
と、振ると、『おお〜!!18!!』
『じゃあ、ろくろく?』
と、振ると、『36』
『ひっくり返すと?』
と、振ると、『ろくろく…ろくろく…何言ってんのママ、同じだよ(笑)』とニヤニヤ。。。
『▲×■の答えと、■×▲の答えは一緒。わかりましたかねぇ?』
と言うと、子供たちはジーッとまたくく表を確かめながらブツブツ言ってました。
子供の頃に自分は、教科書を見ててもイマイチつまらなかったので、生活でリアルに使える例があればいいと思って、
『私たち4人家族でしょ。はい、おやつを買いにいきます、平等に配れる方がいいです、一人2個ずつはあった方がいいなぁ、四人に2個ずつ…しにが?』
と、振ると、『ああ、8! 8個入ってるやつがいいね!』
『そうそう、そういう事。ママは8個以上入ってるやつがいいなと思いながら選べばいいって事。』
『じゃあ次。明日、お友達と折り紙交換したいです、いつも交換するお友達は5人、交換用の折り紙は一人2枚ずつにしよう、さて、交換用に全部で何枚用意していけばいい?』
…
ブツブツ言ってる…
『5人…』
『2枚でしょ…』
『ちょっと!わかっても先に言わないでね!』
『ごに…』
『ギャーー(怒)!言わないでって言ったじゃんっ!!』
〜しばしケンカ。放置。そのままかけ算塾終了。〜
『もう時間だから片付けなさいね。仲直りしなさいよ〜。』←他人事(笑)
いつものことです。
◇自信を持って読めるようになる
◇足し算よりかけ算を使った方がいい場面を実感した上で九九の暗記に挑む
一週間、我が家のブームにしてみよう^^
そして夏休みが始まったら、【+】【-】【×】の問題をランダムに出題したら頭の体操になるかも~^^
♪お読みくださりありがとうございました♪