迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

【小学3年生 読書感想文】 課題図書も文字数も気にしないわが子が得たもの

こんにちは。

 

 

夏休みの宿題で一番手ごわい読書感想文。

 

書き終わりましたか??

 

 

夏休みの残り時間もカウントダウンに入った先週末、

 

うちの子たちが通う地域の市立小中学校が

 

『夏休みを8月いっぱいまで延期』との報道があり、

 

きちんとした詳細決定の連絡を待っていたところでしたが、

 

 

学校からも発信があり

 

ひとまず8月はお休みで、9月の緊急事態宣言期間中は

 

給食食べたらすぐ帰ってくるということになりそうです。

 

 

 

個人的には、

 

(登校日、三日だけ急いで減らして何になるん?…

 

人流を止めないと危険なら、いっそ9月いっぱいでも休校にして、

 

いよいよオンラインにチャレンジする時なんじゃない?)

 

なんて思っています。。。

 

いろいろあるんでしょうけど。

 

こちらもいろいろ思います。

 

 

 

楽しみにしている学校、

 

またまた少しだけお預けになったかわいそうな子どもたち。

 

 

 

息子は読書感想文も自由研究も終わり余裕を見せています。

 

娘は読書感想文は終わりましたが自由研究に日々打ち込んでいます。

 

 

もう3年生なので、母ちゃんはなるべく知らん顔してます。^^

 

 

 

 

さて、読書感想文と言えば、私、思い出深いんです。

 

 

t19n29s21a21.hatenablog.com

 

つい先日も、思い出してしまって、

 

美容室で、ママさんアシスタントと話題にして爆笑しました。

 

※コロナ禍ですので良い人は爆笑は控えましょう。

 

 

 

日常生活でもたまに、息子に関しては

 

(日本語、大丈夫だろうか。)と感じます。

 

 

 

でもまぁ、

 

こんなもんでしょう。小3男子だから。(笑)

 

 

 

バカにするわけじゃなくて、それが現実だと本当に思います。

 

よく息子に対して

 

『あんた、バカじゃないの~?!』と笑いますが、

 

こちらも別に本物のバカとは思ってません。

 

 

 

私の小学校時代にもクラスにいた、

 

女子からよく『バカじゃないの~?!』と笑われている、

 

ひょうきんなキャラです。

 

 

 

でも、

 

うっすら心配なんです実は。

 

 

 

(国語、がんばれ・・・!)と念じていますし、

 

会話のやり直し(笑)も、よく求めます。

 

何言ってるかわからないので。(笑)

 

 

 

そんなわが子にこの夏休みに出された読書感想文。

 

240字の原稿用紙3枚におさめるようにとの事らしく、

 

改行も考えると720字ってむずかしい。

 

 

 

クラスメイトも、夏休み前に口々に言ったそうです。

 

『無理だよ先生!』『紙が足りないと思う!』『そんなに少なく書けない!』

 

 

 

クラスメイトの声を、息子伝いに聞いた時、

 

(3年生って、すでに個人差あるわねー。。)と感じていました。

 

 

 

だって、720字の感想文と言われてパッと見当がついて、

 

しかも、自分はその字数をたやすく超える文章を書くことがわかってるって…

 

 

 

かー。たいしたもんだよ。

 

 

 

一年前に、読書感想文の手ごわさを痛感したふたりが、

 

今年選んだ本はというと、

 

 

 

娘が【マリー・キュリー

 

息子が【ライト兄弟

 

です。

 

 

 

娘がいつの間にか本好きになっていて、

 

特に伝記になった人々を尊敬している様子。

 

 

 

読書感想文をきっかけに、

 

良いお話とじっくり向き合うのは良いですね。

 

本人たちも感動したし、

 

わたしも読ませてもらい感動しました。

 

(母ちゃんは本当にお勉強も読書もしない子だった気がします。)

 

 

 

 

良いです。

 

良いのですが、

 

内容が濃いので、

 

とてもじゃないけど720字でまとまらない。

 

 

 

そこで、

 

この母は、

 

本を替えることはせずに、

 

いろいろと遊んでみましたよ。

 

 

 

焦って終わらせなくていいんです。

 

せっかくだから

 

じっくり面白く取り組みたいと思いました。

 

 

 

まず、2年生の自分よりも

 

少し成長を実感してほしいので、

 

去年のことをよく思い出してもらいました。

 

 

 

 

本人たちが一番陥ったところは、

 

【ひたすらあらすじを写してしまう】という事。

 

 

 

 

本を選んだ理由はまだカンタンかもしれないけど、

 

今出会った物語のあらすじを要約して書くって

 

 

 

 

ハードル高くないですか??

 

 

 

 

だから、

 

ポイントをピックアップする【付箋】の作業で

 

大量の付箋。。。

 

 

 

 

同じ失敗はしないと思っても

 

なかなか難しくて。

 

 

 

 

たぶんだけど、

 

一回読んだぐらいでは

 

『想像力』が刺激される領域までいかない。。

 

 

 

 

活字を読み終えるのに精いっぱい。

 

ところどころ、いまいちわからないけど話を理解しようと必死。

 

 

 

 

ん・・・?

 

これって私も心当たりあるよ?笑

 

 

 

 

そうか。

 

これ、ネックですね。

 

 

 

【感想を人に伝えたい】のだから、

 

その本の世界に入っていけるまで読むこと。

 

そこからってこと。

 

 

 

わけわからない話に対して

 

感想をまとめるのは無理です。

 

 

 

これは、

 

読書感想文を夏休みの最後にやる子の

 

追い詰められようはなかなかのもの。。笑

 

 

 

もしかするとですが、

 

遠い昔、私がソレだったゆえに、

 

わが子に手を差し伸べてしまうのかもしれません。

 

※実際どうだったか、完全に記憶がありません。

 

 

 

そんなわけで、

 

今年は計画的に、

 

夏休みが始まって1週間は友達と思い切り遊んだり、

 

自由に時間気にせずゴロゴロしたりと、

 

自宅と近所のみで休みを満喫。

 

 

翌週から切り替えました。

 

 

夏休みって、【観察日記】とかもあるんですよね。

 

学校できちんとみんなとお世話して

 

立派に育てて持ち帰ってきたホウセンカ

 

 

 

猛暑のカンカン照りでのどが渇くと

 

くにゃ~んと倒れてしまいます。。。

 

 

 

まずはしっかりお世話してもらって、

 

良い状態で観察記録を完成させたほうが嬉しいだろう。

 

 

 

なので、前半は

 

ホウセンカの世話を怠けずに習慣化

 

・観察記録(2枚)を完成させる

 

・本を3回は読む

 

・イメージがよくわかるようになったら

印象的なページに付箋を貼る

 

・読書感想文の組み立て方マニュアル的なものを参考に

ざっくり組み立てる

 

・この一週間は授業があるものと思って、

午前中はとにかく集中してガンガンクリアしていく

(休みなのに。と気力が下がって効率が悪くなると

むしろ時間がもったいない。)

 

 

 

この時、ちょっと気をつけてみたことがあって、

 

わたしはじーっと監視したり口出ししないこと。

 

ただし、

 

ここがポイントで、

 

聞きたいときにはすぐ聞ける距離で、

 

わたしはわたしで何かに集中して取り組む。

 

 

 

不思議となんだか

 

それぞれがとても自分の世界に集中して

 

 

 

無駄な雑音がない。

 

 

だし、

 

 

わからなくて手が止まってしまうことがない。

 

 

 

 

『聞ける』と言っても、

 

答えをあげるんじゃなくて

 

答えにつながる質問を返してあげます。

 

 

 

本人が注目した文章に、

 

どうしてそこに注目したのか

 

自分の思考回路をなぞるお手伝いです。

 

 

 

かーなーり、

 

面倒くさい母ちゃんですよ。笑

 

 

 

『そこの感動はすごい!ってこと?

それともホッとした?』

 

『最後、まとめに一番書きたいのはどんなこと?

じゃあここ詳しくする必要はあるかな?』

 

『こっちの付箋とこっちの付箋、

思ったのは同じことじゃない?

まとめて短く書くと

どんな感じになるか作ってみてよ。』

 

『ここからここまで、

感想ひとつもなくてつまんないなー。

自分がここで思ったこと入れてみて

入れてない今の文章と比べてみよう?』

 

 

 

子どもそれぞれから

 

『できたよ~!』と見せてもらうたびに

 

ちょっとずつ注文をつけます。

 

 

 

さらには、

 

思いつきで遊び心がでてしまい…

 

 

 

『ここまで書いて、

ここの間にこの文章移動するのに

消してまた書くの大変だよね…。

そうだ、パソコン教えてあげるよ。

ローマ字出来なきゃ文字打てないし、

ローマ字の復習にもなるから!』

 

 

 

 

ここで、

 

【下書きをパソコンのメモ機能で作成してみる。】

 

ということをしてみて、

 

【コピペ】ができるようになりました。(笑)!

 

 

 

文章ひとまとまりが

 

一瞬で移動するのが快感だったらしく、

 

喜んでつきあってくれました。

 

 

 

そんなこんなで、

 

意外としっかり下書きを仕上げました。

 

 

 

ちゃんと自分で最後までたどり着けたから

 

めちゃくちゃ褒めましたよ。

 

 

 

やっぱり何日か、

 

『どう書いたらいいかわからない。』と

 

進めずに悩んだ日もあれば、

 

 

うまいこと私を使おうとして

 

がっつり叱られた日もあり、

 

 

そこを乗り越えて進むから素晴らしいと思います。

↑↑↑

違和感を覚えるほどの親ばか(笑)。

 

 

 

 

夏休みを2週間余り経過した頃に、

 

双子それぞれに下書きができました。

 

 

 

原稿用紙にはあえて書かず、

 

思いのまま文章を書いてもらったんですね。

 

 

 

そしたら・・・

 

 

 

 

文字数が2500超え~!!!

 

 

 

 

すごいじゃないか!!!

 

 

 

1800文字オーバーしてるけど

 

母ちゃんは君たちを尊敬するよ!!!

 

 

 

 

そもそも本を自由に選んだからね。

 

課題図書だと例えば2021年は、

 

エカシの森と子馬のポンコ』ならば、

 

あらすじは、北海道の森で暮らす

 

子馬のポンコの成長を描いた物語で、

 

ページ数は191ページです。

 

 

 

対して、

 

うちの子たちが選んだ伝記は127ページと158ページ。

 

 

内容が濃かったり

 

展開が早かったり

 

感想文が長くなった理由なら

 

いろいろ思いつくけれど

 

 

課題図書より物足りなかった感は

 

ひとつもないです。

 

 

ただ、今後、伝記ばかりにこだわらないで

 

いろんなジャンルの本をたくさん読んでほしいなとは

 

今回ちょっと思ったんですよね。

 

 

なんというか、

 

人間、成功して注目された人は偉くて、

 

そうじゃない人はぜんぜん偉くない。みたいな

 

そこまで極端じゃなくても、

 

ちょっとそんな印象に傾くときもあるみたいだから。

 

 

 

読書感想文の宿題は、

 

もし、うまく書けなかったとしても、

 

最低でも一冊の物語と、じっくり向き合うという事ですよね。

 

 

 

話が理解できて

 

気持ちが動いて

 

泣いたり笑ったりできたなら

 

それはやった意味があるなと感じます。

 

 

 

前半に双子が書き上げた下書きは、

 

わたし自身もどこまで短くできるか試してみたくて、

 

夜な夜なやってみましたが720字にはおさめられませんでした。

 

 

 

学校からもらった原稿用紙は

 

一枚240字のもので、

 

 

足りないからお店を探してまわりましたが、

 

一枚400字のものならどこにでもあって

 

240字には出会えず。

 

 

どっちみちオーバーしちゃうから

 

まあいいかと思い、

 

400字のものを購入。

 

 

それで息子のほうは3枚ぴったりの約1200字。

 

娘は4枚目の最初までいって約1340字。

 

 

先生としてはどの点を評価し、

 

注意してくれるのか、

 

気になりますけど、

 

 

わたしから見て

 

本人たちは

 

今回の取り組みは

 

充実したんじゃないかなと思いました。

 

 

 

だって、

 

ものすごく面倒くさかったはずなのに、

 

完成した後の表情のなんとすがすがしいこと。

 

 

 

これよ。

 

これ、人間、大事なんでしょうね。

 

 

 

言われた通りにしなかったという点で、

 

課題の提出という意味ではバツという見方もできます。

 

 

 

ただ、

 

マルをもらうまでの道のりを進んだ結果

 

たくさんのバツがついて、

 

バツの分だけ強くなっているという見方もできます。

 

 

 

小学3年生の読書感想文は、

 

こうして課題図書も文字数も気にせず

 

自由に思いきり取り組んでしまったけれど

 

 

 

できるまでやるとか、

 

国語の能力を総動員してがんばるとか、

 

どう書いたら相手につたえやすいか考えるとか、

 

 

 

今の時点での

 

最強の予習復習

 

だったのではないかなと思います^^

 

 

 

たぶんこれでまた一回り、

 

国語の力を得たっていうことで

 

 

 

しんどいしんどい読書感想文は、

 

達成感120%でした。

 

 

 

 

どうか、

 

日常会話にも活かしてね。息子。

 

 

 

 

長くなってしまいました。

最後までお読みくださりありがとうございました^^