迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

2020.5/14後半

無事にみんなで帰宅できた。。。

ひとまず喜んでいいものの、息子の扱いは厳重注意、まだ絶対安静です。

自宅に着いて玄関を開けると、ものすごく血生臭い。

ああ…止血したタオル、フローリング、マット、壁、目をやると数時間前の光景を思い出し、また一同精神的に堪えてしまう。でも、とりあえずいいから。
まず全部後回しにしてでも息子の危機を乗り越えないと。

玄関をあがろうとした時に息子が小さな声で、

『ゲボ出る…』

即走って洗面器を用意した娘のおかげでセーフ。これが一度目の嘔吐。内容物はほとんどない。

玄関で嘔吐の真っ最中に、お向かいの親しくしてもらっている‘’Kじいじ‘’が訪ねて来た。
『Kです…大丈夫…?』とドアの向こうで声が。
子供たちとも仲が良くて、きっとものすごく心配してくれたので、ドアを開けて一言、『本当にご心配をおかけしました』と頭を下げると、すぐに嘔吐に気付き、『ああっ、ごめんね!無事なら良かった!お大事にね。』と戻って行った。

落ち着いた息子を2階のベッドまで運び、ほぼ私が付きっきりで看病することにした。
嘔吐はあるけど、胃腸炎なのではなく、脳しんとうのため。
本人は喉も乾くしお腹もすく。
欲しがれば与えました。水分はマメに少量ずつ。
人間、体に大きなダメージを受けるとよく寝るのでしょうか。昼間からよく寝ます。
大きなイビキで何度も寝落ちのようにストンと眠る。頻繁に目を覚ますけど頻繁に寝るんです。
無表情なのがちょっと怖かったけど、小さな声で、『おなかすいた』『なんかのみたい』『ゲボ出る』そんなやりとりを繰り返しながら、夕方17時前に2度目の嘔吐がありました。

心配した夫が、3度目を待たず病院へ連絡してくれました。

昼間の担当医から引き継ぎしてもらい、夜間担当の医師に代わりました。
心配だからもう一度病院で見せてもらおうという事になったものの…
普段なら付き添いOKの小児の入院が、今はこのご時世なので付き添いNG。おまけに大部屋に空きがなく、一人部屋に一人ぼっち。

無理です。

本人が強く拒否…

それでも必要な場合強制的に入院ですが、判断が微妙〜〜😅と医師も迷ってしまいました。

結局、診察室のベッドに2時間余り滞在し、再び帰宅しました。
病院で3度目の嘔吐をして、帰宅後空腹で沢山食べて、一時間以内に派手にリバースが4回目の嘔吐。

ぐっすり寝たと思ったら夜中の2時台にもういっちょ大きく嘔吐で5回目。

これで嘔吐は止まりました。

明ければ、救急と形成外科の再診予約でまた医師に診てもらえる。

その安心感と、『ゲボ出る』コールがかからなかった為、私も少し眠れました。




今回の事故は、子供にノーヘルメットでキックスケーターをやらせていたこともあるけど、ヘルメットをしてたってあんなにスピード出しちゃ駄目だよというくらい、スピードを出していたようだ。

息子はもともとキックスケーターが大好きで毎日少しの時間でも得意になってやっていた。それが、もっと速くもっとカッコよくもっと難しいことができるようになりたいと、理想が膨らんでしまい、監視の目が甘い夫の時に、調子に乗ってしまったようだが、
スポーツの上達を邪魔するのとは意味が違う、
小学2年男子の親として、危険予測ができるように注意を促し、正しい判断をしないで暴走する場合は責任を持って止めないといけないという事を、改めて痛感した。


夫も、今回の経験をして、
今後、
スマホに熱中すべきではない状況でスマホを見ると他に注意がいかないクセが直らなかったり、常に両方の子供を視野に入れて気にするということが困難だったりするなら、ちょっと考えてもらわないと困る。
普段なら仕事で疲れているのに子供と遊んでくれてかえって申し訳ない気持ちになるけど、今は緊急事態宣言と共に自宅待機。在宅で何か業務を抱えているわけでも、待機中に課題があるわけでもなく、なんとなく台所には立ってくれるものの、夫だけがどうしても長年の習慣で、不規則な生活を送っていた。

とはいえ、
本当にさまざまな不安から皆ストレスだから、テレビやゲーム、スマホにいくら没頭していようが、夜更かしし放題だろうが、子供には悪い影響がないように私もサポートすればまぁいいかと思っていた。
安らげるのが家だから。



責任を感じた夫は、もう、言われなくても深く受け止めているに決まっている。何も言う必要はないし、何か言われたら今はキツいのかなと私なりに気にかけている。



息子の執刀医も看護師も言っていたけど、男の子は本当によくケガをするし止められないなんて話もよく聞く。
7才までこれといった派手なケガがなかったのが周りと比べてどうかはよくわからないけど、【命】それに【責任】は比べるものでもないし各々が大事に考えて生きないとならないこと。


死ぬこと以外はかすり傷

なんて言えたら、なんだか勇敢だと思っていたけど、





いやいやいやいやいやいや!





脳に大きな異常なし、顔に20針の傷。これは比べる対象によってはかすり傷かもしれないけれど、まだまだ体とそして心に、傷が残ります。




でも、
大事なのは、
今日、
生きてます。

みんな、限りある命を生きてる。



これを機に少しでも私達が、
【自分も他人も限りある大事な命を一生懸命生きている】ことを大事に受け止めて、軽はずみな行動とチャレンジの意味をはき違えることのないように学んでいきたいと思った。




m(_ _)m最後までお読み下さりありがとうございました。