保育園の子供たちの声を騒音としか思えず、苦情を申し立てる大人が多い最近の世の中。
かたや、
「こども」という存在そのものをまるごと可愛がってくれる他人にもよく出会います。
中でもありがたいのが、ご近所さんや日頃利用する店舗の従業員の方々。
純粋に顔を見て挨拶を交わすのが嬉しい関係。
本当は、それでずっといけるとありがたいけど、ご好意でお下がりやおすそ分け、時にはプレゼントを頂くこともある。
生活にゆとりのある方々から大層なものを頂いてもお返しの用意が苦しい時もある。
そしてむしろ頑張ってお返しすると注意された?こともある。
「日頃のご褒美なんだから黙ってもらっときなさい!お返しなんか用意したらもうあげないよ!(笑)」という感じで。
子供たちも私も、もらったのは、物もそうだけど、愛情なのだと捉えるようにして、貰うのを拒むことも、無理なお返しをすることも、しないようにしている。
けど、
ありがとうの気持ちは返したいね。
どうする?
と、親子会議していたら、
最近何かくれた人みんなにお手紙書きたいというので、コツコツ進めています。
一気に立派なものは完成させられません。
年長さんなので。
でも、自分たちのことを笑顔で可愛がってくれたおじいちゃんやおばあちゃんの顔を思い浮かべるのは幸せな気持ちになるようです。
いい顔をして、
相手の気持ちを考えながら、
ちょっと悩みながら、
手紙を書く姿。
それに、
小さい子供の前でしかこんな表情はしないのではないかと思うくらい、なんというか、そういう表情で嬉しそうに子供たちの相手をしてくれる近所の方々。
単純にわたしは
とても幸せと感じているのだが…
基本終日家事育児ワンオペでパートも行って常に余裕なく走り回る姿を、ベランダでもゴミ出しでも玄関先でも、目撃されているはず…
そして、そこらの老人ホームや夫婦喧嘩の声など軽く上回る勢いで、たまに子供たちに向かって吠えまくっている…
まさか…
近所が一体となってこのどう猛な母親からか弱い双子を守ろうとしているのか?!
とかマイナスな発想も浮かぶ…
そのくらい、
「なんでそんなに優しいの?」
と思う。
他人なのに本当のおじいちゃんやおばあちゃんのような人々。
関われば関わるほど、
自分の恥ずかしい部分もバレることがあるのですが…
面と向かって人と気持ちで向き合った時に得られる感動はいいもんだなと思います、やっぱり。