迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

溺れそうになった経験

こんにちは。


※はじめに。
この日記では溺れた時の詳細を書いています。
避けたい方は読まないで下さいね。



わたしは、何故か水が怖いです。

小さな頃から何故か、

妙に水が怖い。




命の危険を感じてしまうから、

好んで海や川、

プールなどの

水辺のレジャーに

自分から誘うことはしません。




でも、

昔から、

自分ほど周りは水を恐れないし、




むしろ、

夏のレジャーの王道なので、

誘われます。



誘いに乗るときには

開き直って楽しむし、

学校の授業を思い出して

勇気を振り絞って

息を止めて潜ったりしますけど…



わたし、目、開けられないし、

息継ぎできないので。(笑)

↑↑↑
※学校のテストで息継ぎなしで25m泳いだ人。


仰向けに浮いてる方法は

習得した時には

『こりゃ気持ちいい♪』と

満足したけれど、

あれから何年やっていないか。。

今やっても、沈む気がします。(笑)



そんなわたしが親となりましたが、

子どもの父方の家系は、

みんな泳げます。




夫の母は元・体育教師ですし。




夫と一緒になった頃に、

一度義母から言われたのが、

『命を守るために、泳げなきゃ。』

という考え。




北国で生きてきたわたしに、

水泳はあまり関係ない気がしていましたが、



関東で、

しかも近年ものすごく暑い夏を過ごして、



危険があっても

川で水に親しんで遊びたいのもわかるし、

そういうのが

生活の中で

当たり前に昔からやってきたのも納得。




ただ、

水難事故の話を知るたびに、

痛ましいと思うし、

恐ろしいと思うし、
 


なんとかもっと防げれば…

という思いが湧くこともあります。




子を持つ親としては、

いつだって心配は尽きないけど、



子どもたち本人は

本当に好奇心旺盛で、



危ない事を

『これ以上は本当にダメ』

という境界線の判断が危ういです。




自然の様子は刻一刻と変化するし、

水の威力は、強いときは凄まじい。



個々の運動能力だって差があるので、

みんなには出来ても、

中に一人だけ、

同じことができず、

一緒にやったら危険な場合もある。




ただ楽しく過ごすはずが、

取り返しのつかないことも。

その可能性を

他より多く含む気がする【水辺】を、

やはり、強く警戒してしまいます。




親の水嫌いに巻き込んでは、

子どもが気の毒だよね。

とも思っていて、


でも、

学校の水泳授業は

コロナ禍で中止2年目。



そこで、この夏、

スイミングの短期教室に

2日だけ通わせたんです。

(2日だけって意味あるかな?笑…

と思いながら。)



うちの子たちは、

全然まともに泳げるレベルではなく、

潜ったり、

ビート板使って顔を水につけて進んだり、

その程度です。



でも、

水に入った時の呼吸の仕方を

しっかり復習しつつ、

とても楽しく短期教室を終えました。




そんな出来事の直後です。




実は、

川で溺れかけたのです。




川や海のように、

広範囲で水が動く場所に、

絶対にわたし一人では連れて行きません。

何かあっても助けられないので。




夫もいて、

家族で出かける時には、

川や海も行きますが、

それでも、

実は私は気が気じゃなくて、

常に双子それぞれが無事か

監視の目を光らせまくり。



自分でも、

ちょっと異常かなーと、

やりすぎ感を気にしながらも、



いや、

もう、

わたしは一生これでいい。

とも思います。




子どもたちが、

しかも双子が次々に溺れかけたその日。




川は、いつもより少し流れの早い状態でした。

深さは浅く、

前にも浮き輪に乗って

川下りの要領で遊んだ場所。

それに

その時よりは少し体が大きくなりました。

  


万が一、流されかけても、

確実に大人が止めてあげられる状況で

しかも他にも人がいる中で

遊び始めているわけですが、




まず、

身長127cmの息子が、

バランスを崩して浮き輪から転落。

しかし、

超浅い場所のため、
 
夫も周りの人も、

そこで落ちたことに

誰も注目しません。




そう。

ここが盲点だと思います。




出来る人には、

出来ない人の状況が理解できない。

『普通にやればそんなことになるわけがない』

から。




出来る人にとって危険でもなんでもない事。

それは、

出来ない人にとって非常に危険かもしれない。




その認識を、

出来るほうの人が、

わかるほうの人が、

持ち合わせることは大事だと思います。




誰も溺れるわけがないと思われる場所で、

思ったより水の力が強かったために、

慌てて立とうとした息子は、

何度も足をすくわれてしまい、

手をつこうとしても水底に届かず、

転んで立てず、

水にのみ込まれ、

体も回転し、

水中で頭を岩にぶつけ、

焦り始め、

溺れています。




落ち着けば立てる深さだけど、

流れにのみ込まれている。



本人が置かれたこの状況は、

時間の長さにして

おそらくほんの5秒前後でした。

一瞬だけど、

その一瞬に

気づいて動く誰かが

もし居なかったら…?







川には入らず、

岸から見ていたわたしは、

即、大声で

川に入っている夫に知らせて

助けてもらいました。





岸にあがってきて、

わたしに介抱された息子は、

真っ青な顔して泣いていました。





夫と一緒に

心配そうに息子の様子を見る娘。




その数分後、

今度は娘が、

息子の時よりも少し深い位置に流され、

浮き輪から転落。




先日スイミングで復習したばかりの

持てるスキルを総動員して

身を守り、

無事に夫に助けられました。




浮き輪が向かった方向が

ちょっと危ないと思い、

夫もすぐ動いてくれていたのと、



娘いわく、

浮き輪から落ちて

パパに助けてもらうまでの一瞬、

泳いで、岩に捕まって、

流される体を自力で止めたのと、



両方があったので助かりましたが、



後から夫から聞いた話では、

浮き輪から落ちた瞬間は、

落ちた反動もあって

体が大回転していたそうです。




泳いだというよりも、

必死に泳ごうとしたという感じ。




息子の様子が少し落ち着いたし、



まだあまり遊んでないけど、
 
『今日の川は

もうやめた方がいいんじゃないか』

と言いに行こうしたら、



娘が、夫に支えられて

泣きながら向かってきたもので

話を聞いたらそんなことが起きてたと。




ゾッとしました。








ただ、

うちの子たち以外は、

その後もとても楽しそうに

川遊びを続けていたし、



浮き輪から投げ出されても

溺れてる子はいなくて、



何回落ちても、それが楽しい子もいて。



だから、

一概に、

【危険だからもう駄目!!】

というほどの状態ではなくて。




それだけに、
 
『みんな楽しそうだからやりたいな!』

と子どもが興味を持つと、

何でも『危ないから駄目』だけで阻止するのも

ちょっと違う気もして。




本当に、

『経験』って大切だなと思うと同時に、




心配だからといつでもどこでも

ずっと大人付きで行動するわけじゃなくて、




じきに、

子どもだけで行動することが増える。
  



命に関わること、

どんなに教えても、

いつ何が起こるかわからないけど、




危険性を理解した上で、

自分の責任で行動を選べるように

成長していかないと

本人たちが困るんだから、



うちのように、

過保護は過保護で、

反省は尽きないのよね…。

と思いました。




今日のお話は、



タイトルを見ただけで

避けたい方は読まないと思いますが、

念の為、

もし悲しかったこと、怖かったことを、

思い出して辛い方がいたら

ごめんなさい。
  


なぜ発信するかというと、



ひとりでも多くの人が

海や川などの

自然の中の水の危険性を認識して



気をつけて判断する。

もしもに備えて行動する。

注意深く見守る目を持つ。



その一助になるのではないかと思い

お話してみました。



今年はもう、秋へと移り変わっていますから、

注意喚起であれば、

水のレジャーが盛んになる直前が良いのでしょうけど、

リアルな体験だったので、

忘れないうちに載せておこうと思います。
  



日々、何が起きるかわからないので、

あまりにも悔いの残る毎日にだけは

したくないなと強く思いつつ…




大した日々は送っていない、

平凡なわが家です。(笑)。




♪最後までお読み下さりありがとうございました♪