私はパソコンやスマホの操作もインターネットの活用もかーなーり疎いです。
それは今日までひたすらコンプレックスでなかなか克服できるものでもないなと感じています。 しかしこうして楽しくブログを続けられる理由の一つに、『文章を書くことが好き』という事があるんです。
学歴は寂しいもんですけど・・・小学生の頃から本当によく友達と交換日記や文通をしたし、『言葉の力』を実感しながら生きてきました。
良くも悪くも影響力が大きい『言葉』。
言い方や受け取る側の気持ちによっても繊細に形を変えます。
活字に親しめて、言葉を使いこなせるということは、とても大事なこと。
レベルに適した辞書を、子供のそばにおいてあげるのはいつ頃になるか頭の片隅において暮らしてきたけど、つい最近ピンときた出来事がありました。
小学2年生の娘は、今学校で光村図書さん発行の国語の教科書で学習しています。
スイミー
レオ=レオニ さく・絵
たにかわしゅんたろう やく
宿題の音読で子供たちがよく読んでいるお話です。
ある日、娘のクラスで『谷川俊太郎 訳、この、”やく”の意味を答えられる人がいたら手を挙げてください。』と先生が言うと、やんちゃ坊主だけど実は博識な男の子・”●ちゃん” が颯爽と手を挙げて答えたそうです。
しかし、お友達にうまく伝わる説明が出来なかったらしく、先生は他にもう一人、説明してくれないか呼びかけました。
そこで娘が手を挙げて発表したらしく・・・
私はドキドキしながら『どうやって説明したのか教えて?』と聞きました。
すると、
『●ちゃんが言いたかった事は、レオ=レオニさんという外国人が作ったお話を、谷川俊太郎さんが日本人にわかるように日本語に訳したという事だと思います。って答えたの。』との事でした。
へっ??!この子スゴイ?
ちょっとビックリしたと同時にもったいない気がしたのと、最終的に先生はそれ以上突っ込んだ説明で補足せずに進めたという事だったので、
先生が良い悪いの話ではなく、
小学2年ならこの程度までで良いじゃなく、
うまく言えないけど、なんだか私が動かされたんです。
『訳』の説明なんだけど、最後に『訳したということ』と答えているから。なんとなく伝わったは伝わったんでしょうし、先生も皆の前で認めてくれたらしく本人は嬉しい様子でしたけど、『(だから)訳したとはどういうことですか?』と突っ込まれた時に『訳の意味を全く分からない人が聞いてもすっきりわかるのが◎の説明だから・・・なんとなくわかってればオッケー!で終わらせたらもったいないわ。』って思っちゃったんですよね。
この子にとって国語辞典が役立つ。欲しい。そう思いました。
グッドタイミングで、最近お義父さんから『何か子供のもので買ってほしいものないの??言ってよ!!辞書でもなんでも、Amazonで送るんだからね!!』
と言われていて、
『いやいやいや(笑)ありがとうございます^^じゃー・・・もし何かあったらおねだりさせてもらいますね♪』
なんていう会話をしていました。
夫にもすぐにスイミーの授業での出来事を話してみて、どんな国語辞典が良いか一緒にネットで選んでみて、最終的には、中学の国語教師だったお義父さんにも出来事を聞いてもらって
『このタイミングで与えたいなら、辞書の種類としては”国語辞典”で合っていますか??』
なんて相談もして、国語辞典を買ってもらいました( *´艸`)
お義父さんのアドバイスは、
『最初は簡単で見やすいものでいいからどんどん勉強してもらって、そのうち頭がよくなってきたらそれは要らなくなって、またレベルに合ったものを用意してやって、っていう感じかなー。文章を書けるようになるためにきっとそのうち”漢和辞典”も欲しいと思うよ!また言ってね!』でした。
◇【訳】①ある国の言葉で書かれた物を、ほかの国の言葉になおすこと。また、そのなおした物。ほんやく。②むずかしい言葉や文を、わかりやすくいいかえたもの。
引用:学研 新レインボー小学国語辞典
♪お読みくださりありがとうございました♪