迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

【関係の溝】なの?【自分の歪み】なの?

逃げずに、よく、見て。
出来事を。そこにあったそれぞれの気持ちを。
そう自分に話しかける。

この日記は、
つらつらと綴るうちに長い物になったので最初に『ながい』とお断りしますね(笑)


少し前にこんな日記を書いた。

https://t19n29s21a21.hatenablog.com/entry/2020/02/13/124731

そしてその後
自分の中のモヤモヤイライラする部分を抑えて、相手に伝えたい内容を紙にまとめた。

あーあ…。

腹を割って話をしてもらえるとしても、
わざわざ話すならここまで踏込もう。と自分が決めた内容を再度確認していると気持ちが沈んだ。


きっと今のご時世、バリバリワーキングマザーで力強くこなすだけの知力体力兼ね備えている人はゴロゴロいるはず。
パートで限られた最低限の責任で働かせてもらっていて、上司の店長にワーワー文句言うような感じもしくは陰で悪口ばかりになってしまったのではなんともお粗末だなと。
リーダーがもがいている時に強力に手助けできる人材になることが【誇り】ではなく【自分の仕事が増えるなんてバカじゃん。他の人頑張って下さい。】という方向に反射的にそうなる人が先輩の中にいる場合には、わざわざお伝えするわけはないが、心の中で完全にある意味見切ってしまう。
目の前で良き手本を見ることが叶うなら、もう少し気が楽でしたが…


店長にアポを取り勤務先の店から少し離れたカフェで二人きりで一時間程がっつりお話をしました。


昔、責任者や新人教育係など、色々と経験させてもらった数年間の自分と、今の自分。
ベクトルを自分に向けて過去と対比して現実を認識するのも反省するのも大切。
その場で特に自分の経歴の詳細は話題にしなかったけど、
やはり
本来下から上に言うべきではない事を伝える形になったので以下のいくつかを反発覚悟でストレートにぶつけた上で【店長がすごく思っている事言いたい事】も聞きたかった。主張をどんなふうに受け止めてくれるのかくれないのか。そして自分の事を話してくれるかくれないか。私は彼とのその時間に集中していた。

●店長は店のメニューを全て作れますか?
(ホールしか担当していなかったので)
(先日一度だけキッチンの立ってメニューを出してくれた日、コーヒーの湯量は少ない、ホットケーキはガサガサだと指摘したにも関わらずそのままだしちゃう、ちょっと大丈夫かなと思いました。)
●その上で新人さんを教育していますか?
(夜しておくべき仕込みが出来ていなさ過ぎて翌朝大変な事になっていたのを見たから)
●キッチン側の流れを理解できていないからなのかすべての流れをシミュレーションできていないシフトになっている。店長自身も回せないような作業量を高校生の女のコ一人にやらせて大変な思いをさせ、助けるどころかどんどん甘えて負担を増やしているようにしか見えない。その失敗を2度も3度も繰り返しているように見えるが、果たして彼女に代わってそれを自分はできるのか。自分もできないようなことを、笑顔で逆らわないからと言ってそのまま放置して良しとしていたらせっかくの良い子も潰れるまで使い潰す事になるんでないのか。それでいいと考えているのか。
●他店でのノウハウをうちのお店で活かして、改善できるところはしていきたい意欲はわかります。
では、うちのお店が好きで、これまで試行錯誤、努力してお店を作ってきたメンバーの気持ちに寄り添って進めてくれていますか?
客観的に見てすぐ『いや!変えた方が絶対にいい』という部分ももしかするとあるかもしれませんけど、これまで作り上げてきた実績、それが好きで通うお客さん、店や先輩の教えを大切に思って頑張ってきたメンバー。それがあっての今のうちのお店。そういう部分の理解がもし足りないようだとなかなかうまくいかないと思います。

他にも色々あったけど

私が大人気なく根に持っていたのが…
●先日、ピークにすごく混んだ日、オーダー提供が遅れ始めて私がキッチンを上手く回せなかった時間、笑いながら『色んな意味で大丈夫ですか?』と話しかけてきましたよね。あの時、実際に大丈夫とは言えませんが集中して仕事を進めていたし、もっと言えば、ホールのあなたの視野が狹く、キッチンの溜まったオーダーを一人で早く出す責任がある私が、何度もレジに走らなければならなかった。
不愉快でした。


自分の力不足と、
自分よりできない上司に足をひっぱられ
その上司に茶化された怒り。
それを本人に解説した。
その気持ちを理解してもらえずして
この先この人とつき合っていくのはツラい。
わざと意地悪したのではなくおそらくわかっていないだけ。
わかった時の反応によってはアウト。
もしくは
あちらが私の直球でアウト。(笑)

大人気ない私は
店長に向かって
個人的にムカついた件も
まっすぐぶつけた。







そして…






『…とはいえ、こんな私でも他社で責任者経験があります。あの人数、部下全員パート、バイト、上からも下からもお客様からも急な用件が次々飛び込んでくる…そんな状況も察しているので、できる限り協力したいという考えは持っています。今、全部、怒らずに聞いて受け止めてくれて、でも、あまり自分の言いたい事を言うわけにもいかないのかもしれないな。とかも…』
続けて
『でも、なかなかこんなふうに言ってくる奴もいないと思うけど、下から言われるわけないからといって、じゃぁ、上から言ってくれるわけでもないんですよね。』

昔から内心よく思うのが

リーダーって孤独だな

ということ。

『私みたいなのには、『じゃぁ言わせてもらうけどお前ももっとちゃんとやってくれよ、こういうところ!』って、思う所あったら言って下さい。今日わざわざお時間もらってお話聞いてもらったのは個人的にお話がしたかったからなので。
色々と言いましたけど、じゃあ私はみんなと信頼関係バッチリなのかと言われればそんなこともないんですけどね…別に代表で話をしたわけではないからいいんですけど、色んな人がいますから。腹割ってお話なんて…したらおしまい!!って人も絶対にいますからね(笑)』…と笑うと、
『いるいるいる!!』と店長も笑った。



ショックとか
動揺とか
色々隠して最後まで対応してくれたみたいでした。

『あと10年若かったらカーっとなったかもわからん(笑)でも、丸くなりましたわ。。』とかも言ってたな。
会社の動きの話なども少ししてくれて、その中の立ち位置、色々話しているうちに

『少し、焦っていたかもしれません。』
と、打ち明けてくれた。

この時間を
より良い【次】に繋ぐべく、気を遣って最後は
『今日はありがとう』という言葉と笑顔で結んでくれた店長でした。


新しい店長に変わって早々、
夫が休みで家を任せられる日は、
シフトに入る度に毎度帰りが遅くなってしまい、
(無理なシフトで締め作業を強いられてしまうメンバーを助けていた。)我が家では夫がプンスカプンスカ。←アホな人回しの実態に『そんなの、〇〇(私)の顔見たらあてにして、いつでも助けてくれると思ってんじゃないの?本来そっちで回すべき仕事をさ。』
なんだか店に対し不信になっていたのと
コロナウイルスの今後の流れがなんか心配なのと
PTA頑張るからあと一年は今くらいのペースでパート続けようっていう考えと
色々考慮して、
今月はほとんど出勤希望日がありません。
人が沢山いるので、普段フルタイムで入っているわけではない私はしばらく休みを申請したところでシフト作成前であればほぼ希望が通ります。
休めば休んだ分貧乏なだけです。

自然と仲良くなったお客さんが沢山いるので、たまに出勤した時には誰かしらと久しぶりの再会となり盛り上がってくれるのは密かに嬉しい限り。



問題を認識した時に、

解決に向けた行動や責任は自分と無関係な所にある!という事を確定しておきたい!

ちゃんとやってくれないあの人が全部悪い!

ついそういう方向性になってしまう人の心理は紐解いて理解したいなと思う。

なぜかというと、

自分はそうじゃないけどそういう人が結構多い。
お互いにもし自分と反対の考え方や気持ちだとしても、まったく理解しようともしない、合わない、で避けていたら偏った考えでなんでも敵味方を分けてしまうと思う。

なかなか同じ方向を向けない反発する両者が
それでも共に協力するためになんとか譲れる【落としどころ】や【フォロー】。
そういうの考えて行動したい。
もっとできるようになりたい。

決定的な関係の溝って
明らかでそこにどうしても許せない許されない一件があったり、もう、最初から立ち位置がそういう縮図だったり、これからの自身の心がけや行動でどうにもならないこともあるけど、

ただの自分の歪みって
自分自身が気がつかないと直せないし、
直せたら誰かとの関係の溝が修復されることもある。

私は自分の歪みを他人に伝染させては迷惑だと思い今回直接不満を感じた本人に受け止めてもらい傷つけてきたが、相手は傷つけられた時に過剰に反撃することもなく落ち着きを保って最後まで話をしてくれた。それにより信頼を少し回復することができた。
『女性は感情的やからなぁ。』
『スッキリした…?』
あちらのこの一言にさらにイラッとしてしまう人もいるかもしれないけど、

(思ったまま、楽に喋ってるなー)と感じた。

『そうそう。ついヒステリック。(笑)』
『スッキリ…は、していそうで、意外としないですよ。言い足りないとかではなくて…相手が傷つく事も込みで伝えているのでしばらく後味が悪いものです…。』と苦笑い。

私に対して特に言い返してもくれなかったもので…
(『今のところ、言いたい事はないです😃』と言われてしまった。まぁそれもそのはず。それどころではないのだ。忙しすぎて。)

まぁ

そんなこんなで
自ら一歩踏み込んだ。

たまにしか出勤してこないパートのおばちゃん。

ムキーってなりそうなのを抑えてお話してみたら…きっと向こうとしては収穫があったはずです。
こちらとしてはお話できて良かった。

自分の歪みは
他人のせいではなく自分の問題。

自分で正せる歪みは
自分で正す意識を忘れないでいこうと思う。

職場のことでいえばこれからも
職場の空気を悪くする流れに加担しないで
だからといって耳に入る色んな人の気持ちを無視するわけじゃないけど…
やることはやるし、
自分からは協力の姿勢はやっぱりできる範囲で惜しまず示していかないと気持ち良くない。
但し、
引き受けられない部分の線引きはきっぱりしないと家庭からも不満が噴出。

人が次々と入れ替わるパート先をこれからも続ける上で、色々と考える機会となりました。
話し合い以来まだ店長と働いていないけど、少しずつまとまっていけるように努力を続けるしかないし、その中でまた何か雲行きが怪しくなる事があれば、また普通に話をすればいい。

引き続き、顔を上げていこうと思う。
傷つけても傷ついても。

人間関係って色々繊細なのね…おつきあい下さった方ありがとうございました。おやすみなさい。