迷走かあちゃんの日記

2012年に33歳で男女の双子を出産。育てる毎日に追われ迷走中。育児の事、夫の事、仕事の事、世の中の事、お金の事、自分の事etc…尽きる事のない独り言を綴っている日記です。

「意思は目に宿るよ。」

何もカッコいい事や他人から尊敬されるような言葉を必死に探さなくても、
相手の様子を見て、察して、元気づけていく為にどんな言葉を伝えようか考えただけで、相手がハッとして、もしくはじーんとして、固くなっていた心や気力を失いがちになっていた事に気付けるような、そんな言葉を上手に選べる人がいる。

なかなか出逢えないがそういう人ってたまにいる。

タイトルの一言は今日親戚の集まりの際に夫の兄夫婦からカードをもらったのだが、先月の私のバースデーのお祝いのカードに書いてくれた言葉だ。
一枚の小さなカードに義理の兄からは青ペンで、義理の姉からはピンクペンで、短いメッセージがあり、両方もちろん心がこもっていて嬉しかったが、兄からのメッセージにびっくりしたと共に、救われた気がしたのだ。

「〇〇ちゃんへ 
意思は目に宿るよ。いつでも力強く前向きに頑張ってね☆」

たった30文字程度の中に
なにかこう
見抜かれたかと思ったし
その上で、だけど頑張れという方向性も私自身求める方向性だし

だから
本当に背中を押された。

自分のつらみをあれこれと洗いざらい他人に聞いてもらいたいタイプではないし
仕事でも周りの仲間たちの為に何か抱えて耐える時には、本当に他者を悪い事には巻き込まないようにしようと嫌な奴とか嫌な一件に関して一人で丸抱えする時が私はある。

頼りにされることは苦ではないけど正直そんなにデキるのかといえば別にそんなことはない。
でもキャパオーバー気味でも目に宿る意思は前向きだ。

しかし苦手なのが【心ない行動】。
ただ心地良いひとときを過ごそうと来店したお客様に対してもてなしや思いやりのかけらもない行動=別に普通に仕事してますが。っていう態度の先輩を見続けている時や
子供たちが一生懸命話しかけてもスマホから手も目も離さず口だけハイハイ言って挙げ句の果てにはうるせーなとか今足踏んだだろう!と泣かせるほど怒る夫を見た時など

そんなもん
言ってたらきりが無いようなそんなことにやたらと気持ちがすり減る自分がいて、
ちょっと過敏なんじゃないかと気にすることさえある。

でもどうでもいいと思えず、
忘れられず積もっていく。
都度解決できればどんなに良いかと思うがおそらく都度ではお互いにキツイ。
もちろん必要ならウジウジしている場合ではなく解決に向けた行動は何かしらできる。

どうしても
根底に思いやりがないやりとりって
面倒なことや自分が損することは言われなければやらなくていいみたいなところがあって
そういうのを身近な複数の人間にされると当然心が乾いてくる。
実質、助けていたり円満っぽくやりくりして笑顔でいても、自分では気付かなくなっていたが目が笑えなくなって輝きを失っていたのだろう。

それは見る人が見れば感じるし気付くけど、
気付いてもどう声をかけたらよいものかそこは難しいと思う。

心身不調なのも自覚している。
夫との信頼関係がまだまだ半人前なのも自覚している。
色々とやや失望気味になっている本心を一日一日なんとか実のある出来事や感動に触れて立て直していることも自覚している。

悩み、色んな本やブログ記事なども読み漁る。
上がったり下がったり激しく不安定になるわけじゃないからといって安定とは限らない。人知れずひっそり落ちていき闇に迷いそうになっていたのだろうか。そこまでだとは思っていないが【目】に表れていたに違いない。それも数ヶ月前から。

おそらく意思は目に宿るよ。という表現に対して(…?)となる相手には兄は言うわけはなく、
これまで数年のつきあいの中で私を見てきて、弟の事も全部わかっていて、弟一家と私の今後の幸せのために贈ってくれた言葉だ。

夫は昔から「兄貴に(対して)は劣等感しかない。」と言う。
私は夫と出逢って兄の人間関係や仕事での活躍を知る度に尊敬するし、比べると自分はたいして思いきり頑張れているわけではなくて「私ももっと頑張ってもっと楽しくなりたいな」などとやはり優劣をつけると到底敵わないのだが
全く僻むような対象ではないのだ。

少し目が覚めた。
前向きな気持ちを邪魔するあらゆるものに気を取られ過ぎていたかもしれない。

夫婦共々、自信が持てなかったり不安があるなら、何か誇れる事をコツコツお互いに増やして支え合えばいいし、あまりにもうまくいかないことが多いのならそれは別に努力が足りないかやり方が悪いか、なぜなのか真剣に考えて行動すればいい。

この目に何を宿して子供たちや家族、仕事など大事なものと向き合っていきたいのか、
落ち着いて自分の胸に聞いてみれば、
前を向きたいことも
前に進み続けるのが実際容易ではないから力強さが必要であることも
しんどい度に頑張れなければ力強さなど身につかない事も
よくわかる。

一晩置かずにすぐ今夜綴りたい出来事でした。

♪お読み下さりありがとうございました♪