即決型に見える自分にも実はずっと長く迷い続けた末の決断である出来事がいくつかある。
この度のお題で真っ先に思ったのは
決断のきっかけになる第一優先が
「我が子」だということ。
暇が出来てしまうとどこまでも「瞑想」？「迷走」？してしまう性質は思春期からずーっとです。
もはや「迷い」という言葉のニュアンスより重く深く勝手にこんがらがってゆく。(；´Д｀)
そんな自分でも
昔から漠然と思っていました。
「わたしは、いつか、決心をして母親になったら、その後の人生を我が子に尽くしきって一生を終えることに、何より幸せを感じるんじゃないかな。」と。
全然落ち着きのない、
芯の弱い、
一見、中途半端なコギャルのようなことをしていた10代の頃から。
家庭を持つことを夢見る反面、
自分の両親は不仲で、
警察沙汰寸前だったり母が心的な影響が大きいと推測される状況で心臓発作を起こして心臓が弱くなってしまったりと悲劇が続いたので私たち兄妹のススメで離婚。
母子家庭になることの現実を色々体感しながら高校生活を送る中で、
人生は、
進んでみなきゃ
出逢ってみなきゃ
わからないんだな。
と、
どんなに強く幸せな家庭や育児を願ったところで叶う保証も守り抜ける保証も
ないんだな。
そんなことを感じていた。
私は沢山の失敗を経て、
32歳の時に夫と仕事で出逢い、
出逢いから1ヶ月経たないうちに恋愛をして、
出逢いから3ヶ月経たないうちに夫婦になり、
出会ってちょうど一年後の同じ日には双子の出産を終えて病院でアニバーサルディナーの特典を楽しんでいた。
周りの誰もがその「勢い」に仰天していたのを覚えているけど、
ただの勢いではないのです。
チャンスが到来したらしっかりと捕えようと嗅覚を常々磨いて生きていたつもり。（笑）
だから、
どんなイケメンや若い男子とチャンスがあっても特にピンとは来ないのに、
言っちゃ失礼だけど「なぜか」夫にはピンと来たのです。
お互いに性格の嫌いな所も色々あるのに。
お互いに特別光るもの？うーん（笑）なのに。
「なぜか」潔く結ばれる事を決断した。
その「なぜか」について、まさかね…と思う出来事が近年ありました。
思った日は記録していないけど慌ただしい育児中のとある日のふとんの中です。
鬼嫁鬼母でひた走る私。
元々短気で性格が悪い部分があるのに、それに輪をかけて気性が激しい育児中。。。
自分さえ自分を嫌いになりそうな日を繰り返す毎日。
でも子供たちを心から愛している。
ある日寝かしつけようと双子の間に横になって、交互にゆっくり子供たちを見つめていた。
双子が、あらかじめ「言おうね」と打ち合わせでもしてあったのだろうか。同じタイミングでクスクス嬉しそうに笑い出すふたり。
そして
「あのね。」
「僕たちが子供で良かった？」
と聞かれて
「ホントに良かったよ」
と答えた。
「お空から一緒に手を繋いでどこへ行こうかなーって真剣に探したんだよ。」
「でね、ママのこと見つけて、他の人に取られないように急いでママのおなかに入ったんだよ。」
「競争になったけど負けたくない、絶対にこのママとパパの子供になる！って思って飛び込んだら、ママのおなかに入れたの！」
（どういうこと？）
絵本のお話かって聞いても
「違うよー！私たちのお話をしてるんでしょ！」と娘にツッコまれた。
うーん…
いつからの記憶なのかしら。
すごい事を言われちゃったなと思った。
忘れられない。
そんなロマンチックというかドラマチックというか。
今うちにいる、男の子と女の子の双子は、夫と一緒になれたから出逢えた。
たぶん必然だったんだなと本気で思っています。（笑）
だって
本来自由が好きなんです。
縛られたくないし色んなことに興味がある。
でも
気付けば軸が「自分の目的」から「育児、家庭」に切り替わり、それに対して何の迷いもない。
不思議です。
連続で押し寄せる迷いと決断との闘いだという出来事もあったと思うけど、今回のお題を見た時に、今日お話した、まるで運命に導かれて決断したみたいに、迷いなく決断したのはこういうことだったのかなって我が子を毎日見守りながら思う。
未熟な自分が家族や我が子に替わって決断する場面も、小さな決断ではあるけど日常茶飯事です。
準備万端に学んで選んだ人生では決してありません。
でもたしかに
あの時迷わず進めた。
それは大正解だと思いたい。
だから
頑張っている。
きっとみんな
迷いと失敗を繰り返しながら導いた決断の
責任を精一杯背負いながら大きくなってゆく。
大変だけどそれが幸せなことだと思っています！
♪お読み下さりありがとうございました♪
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